教育の目的を明確に定めない国もありますが、日本では教育基本法が定められています。学校現場においては、教育基本法と同時に10年ごとに改訂する学習指導要領を軸においた教育を行うことが求められます。教育基本法第一条では「人格の完成」と「心身ともに健康な国民の育成」が漠然とした目的が記されています。2条においては、1条にて定められた目的に対する目標が5つ提示されています。5つの目標を読み解くと、日本社会に必要な態度を養うことが教育の目的であることが分かります。他にも、2020年〜2022年に導入された学習指導要領では社会の変化に合わせて、「新しい時代に必要な資質・学力の育成」というワードが繰り返し使われています。学校現場においては、時代に合わせて教育の目的が変容するため常に振り返ることが大切です。
2022.9.15 学校現場における教育の目的とは何か
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