近年、朝食をとらない児童や生徒が増加していることが問題になっています。なぜ問題になっているかというと、朝食をとることと、学力・集中力の関係が明らかになってきたからです。 学力に関していうと、全国学力・学習状況調査において、朝食を食べる頻度と学力には関係があるといえそうです。毎日欠かさず朝食を食べる子と、食べない子では10%以上のも正答率の差が生じることがわかります。ですから、毎日欠かさず朝食を食べることは学力に良い影響を及ぼしていることがわかります。 朝食を抜くと、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足して集中力がかけます。前日までに得たブドウ糖を使おうととしても、不足してしまい、集中力が長続きしません。そのため、バランスのいい朝食をとるなら、不足していたブドウ糖を補うことができるので、集中力を維持できる状態にすることが可能になります。
2023.2.1 朝食をとることと学力と集中力の関係
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